マウスピース矯正とは、従来のワイヤーによる矯正方法に比べて「目立たず矯正ができる」というのが最大の特徴です。「仕事で人と話す機会が多い方」にもおすすめの治療法です。
矯正治療を行う意味は、もちろん綺麗な歯並びで素敵な笑顔を得るためという「審美」の意味合いもあります。
しかし、歯並びを直す矯正治療には他にも大事な意味があります。

「口元が第一印象を決める」と言われることがあり、前歯の歯並びは見た目に関係するというイメージの方は多いと思います。しかし、前歯の歯並びによる噛み合わせの悪さ、特に前から3番目の「犬歯」と言われる歯の噛み合わせはとても重要であり、奥歯の寿命に大きく関わります。
通常、奥歯はお食事や口をしっかり閉じると自然と噛み合ってくるため負担が大きくかかっています。その中で犬歯や前歯は顎を左右や前後に動かす時に噛み合う事で、奥歯に隙間ができることで負担を和らげてくれるという効果があります。
そのため、前歯の歯並びによってうまく噛み合わせができていないと奥歯の負担が大きくなってしまい、結果として奥歯が割れてしまったり、虫歯や歯周病のリスクにも繋がり歯の寿命を短くしてしまう原因になってしまいます。

マウスピース矯正治療では、矯正中や治療後の詳細なシミュレーションを行う治療方法です。
そのため、矯正治療の結果は型取りの精度によって大きく影響されてしまいます。
当院ではiTero 5D plusという3Dスキャナを用いて精密な型取りを行い、マウスピースを作製しております。